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「“できない”が当たり前」は新入社員の特権!自分の価値を高めるために何をする?【2023入社式】

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2023年3月30日(木)、SUMUSでは入社式「START UP」を開催しました。期待に胸を膨らませているであろう5人の新入社員に向けて、3年目社員の丸山が全社員を代表して歓迎のメッセージを送りました。

SUMUSの入社式では、新入社員一人ひとりから決意表明のスピーチをしてもらいます。丸山は当時の自分自身のスピーチを振り返りながら、この2年間で得た気づきと反省と学びを共有し、エールを送ります。

反省ばかりだった私の入社式

新入社員の皆さん、本日は御入社おめでとうございます。

私は2年前に新卒社員としてSUMUSに入社しました。今日は先輩代表スピーチとして、皆さんと比較的近い目線から、これまでの2年間の実体験と、その中で感じたことを通して私が見つけた「SUMUSでの生活で意識するポイント」をお伝えしたいと思います。

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SUMUSでは入社式に、新入社員の決意表明スピーチの時間があります。私が入社したときの内容を思い返してみたんですが、実はあの日は反省のほうが大きかったんです。

私は入社式で「半期付加価値900万円達成する」という決意表明をしました。これだけだと立派な決意表明に聞こえるかもしれませんが、実は、パッとした思いつきで言ってしまっただけの言葉でした。

半期付加価値900万円というのがどのくらいの数値かというイメージもまったく持てていなかったですし、本気で「やってやろう!」と思えていたかというと……正直それも曖昧な状態でした。私の前に話していた風間君が「一人前社員になるために最低はこのくらいやらないといけない」という話をしていたので、それを真似して勢いで言ってしまった決意表明でした。

今思うとなんとも恥ずかしい思い出なのですが、私の話を聞いている先輩方は、誰一人変な顔をせず、真面目に聞いてくれていました。先輩たちから見れば「何を言ってるんだ」と思う部分も多々あったかと思うのですが、それでも全員がバカにせず、真剣に聞いてくださっていました。

ありがたいと思うと同時に、せっかくの時間を勿体ない使い方をしてしまったなと反省しました。入社当初は、もちろんできることも少なく、自分に何が出来て、何が出来ないのかもよく分かっていませんでした。出来ないとか分からないを理由に受身になってしまっていたんだなと、今なら分かります。

新入社員は「期待」をされていることを自覚しよう

さて、こうした私の少し痛い体験から、皆さんにも考えてほしいなと思ったんです。

-なぜ、先輩社員の皆さんは、新入社員・丸山の拙い話を、真面目に聞いてくれたんだと思いますか?
-そもそもなぜ、2年前も今も、会社は新入社員のために決意表明の時間を用意してくれているんだと思いますか?

結論。
それは、新入社員に期待をしているからです。

そして、その期待は皆さんが思っている以上に大きなものです。
つまり皆さんの役割は、皆さんが思っている以上に大きいのです。

新入社員にかけられた期待。それは大きく言えば、「SUMUSの存続と発展に貢献してほしい」というものです。具体的な貢献の仕方については、正解/不正解があるものではありません。

新入社員の皆さんにできることも、新入社員の皆さんにしかできないこともあります。

私は入社して、本当に全く何もできない状態で、群馬県の会社のアシスタントとしてつかせていただきました。何も分からない、何もできないからこそ「何ができるだろう?」と必死に考え、社長の話を熱心に聞くとか、出た成果を一緒に喜ぶといったことからはじめました。本当に小さなことではあるんですが、ご支援先の社長やスタッフの方々から「ありがとう」という言葉をいただけ、自分なりの手ごたえを感じました。

知識や能力がまだなくても、誰かに貢献することはできる!ということを私はこの経験で学びました。

また、今日入社した皆さんにも、すでに「ありがとう」を伝えたいことがあります。内定者アルバイトの期間に面談や研修などを担当させていただく中で、話を聞いたり、質問を受けたりする中で、私自身がたくさんの気づきを得ることができているんです。これは、まだ知識や経験が少ない皆さんだからこそできる貢献の形の一つだと思います。

何も知らない、出来ることがない、と悲観的に捉えるのではなく、今の自分にしかできない貢献の仕方ってなんだろう?とぜひ考えてみてください。

コンサルタントの仕事は、「期待を生み出し、それを現実にする」こと

その上で、これからのSUMUSでの生活において、特に意識していただきたいポイントを2つお伝えします。

1つ目が「誠実であれ」です。
この「誠実」というキーワードはSUMUSの6つのフィロソフィーの1つですね。

SUMUSでは誠実という言葉を「自分が発した言葉に、事実を合わせる態度」と定義します。

誠実と似た言葉として「正直」という言葉もあります。この正直は、「事実に言葉を合わせる態度」です。

学生の頃は、皆さん“正直さ”を求められることが多かったのではないでしょうか?これから社会人になって皆さんに求められるのは、正直さ以上に、“誠実さ”です。

これを踏まえて、決意表明のスピーチの話に戻りますが、私は、入社式でのこのスピーチは、新入社員の皆さんにとって「コンサルタントとしての最初の仕事」だと解釈しています。

コンサルタントの仕事は、「期待を生み出し、それを現実にする」ことです。お客様に対して「こんな取り組みをすればこんな成果が出る」と期待を生み出し、ご契約いただくことから仕事が始まります。そしてその期待を現実にすることが、私たちが果たすべき責任です。

皆さんがこれまで取り組んできた就職活動は、「期待をつくる」ことがゴールでした。期待をつくれたからこそ、今こうして、SUMUSの社員としてこの入社式に参加しているのだと思います。そしてさらにこの後の決意表明スピーチで、新たな期待感を持たせてくれることだろうと思います。

SUMUSの一員になった皆さんにまず求められることは、この「期待」を「現実」にすることです。
これは皆さん自身にとっても、SUMUSにとってもとても意義のあることです。

コンサルタントは「人」が商品です。その価値を高められるのは、突き詰めて考えれば環境ではなく、その人自身です。「誠実である」ということは、自分自身の価値を高めていく上ですごく大切なことだと考えています。

私も一年遅れではありますが、08上期にて付加価値1200万円を達成することが出来ました。少し遅くなってはしまいましたが、「誠実」に向き合い体現できたことで、私自身もまた一つ成長することができたと感じています。

ぜひ、みなさんにも「誠実である」ことにプライドを持ち、自身の価値をどんどん高めていっていただければ嬉しいです。

できないことを認めると、強くなれる

SUMUSでの生活で意識していただきたいポイントの2つ目が、「できないに向き合え」ということです。

入社当初はどうしてもできないこと、わからないことが多く、不安や焦りを感じることも多いと思います。しかし私はあえてその「できない状態」をポジティブに捉えてほしいと思います。

もちろん、ただ単に「できない」だけでは良い状態とは言えませんが、「出来ないことを認識している」のは成長への期待が持てる良い状態だと私は考えています。できることを増やすためには、その前段階として、できないことをたくさん認識しないといけないんです。

私自身も、「できないこと(弱さ)」を認めることで成長につながってきたという実感があります。だからこそ、新入社員の皆さんには、焦ってできることを増やそうとする前に、まずはできないこと=成長の糧だとポジティブに捉え、自分にできないことをたくさん見つけてほしいと思います。

「分からないので教えて下さい!」と言えるのは、新入社員の皆さんの特権です。年数を重ねていくうちにどんどん「できない」を言いづらくなっていきますし、プライドが邪魔をして、できないことを認められないという事態にも陥ってしまいます。これは私自身にも思い当たる節があるのですが、そうなると成長のスピードも鈍くなっていきます。

「できないのが当たり前」という今だからこそ、できないことに向き合うことの効果は大きいです。いかに早く、たくさんできないことを見つけられるかが今後の成長スピードに影響していきますので、ぜひ日々積極的に動いてください。

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これから社会人として働いていく中で、嬉しいことも大変なこともたくさん経験することだろうと思います。この会社には、頼られるのが好き、という人が多いですので、いろんな人に頼りながら、自分の選んだ道を突き進んでください!SUMUSは新たなスタートを切るにはとても素晴らしい環境であると、私は確信しています。

改めて、本日は御入社おめでとうございます。

これからの皆さまの活躍に期待するとともに、お互いに高めあっていける関係としてお仕事をできることを楽しみにしております。
一緒に頑張っていきましょう!

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