長期インターンとして参加し、そのまま正式に入社をしたコンサル事業部の高橋求明さん。工学部からのコンサルタント就職は実はすごく珍しいのです。なぜ、コンサルタントになったのか。今どこを目指しているのか。インタビューで語っていただきました。
裏付けのある施策や理屈は美しい
｜今の仕事内容について教えてください。
23卒で新卒入社した高橋です。今は1年目のビジネスコンサルタントとして、先輩や代表のアシスタント業務をメインで行っています。議事録を取り、ToDoにおとしたタスクを確実に実行し、プロジェクトや一回一回の会議が滞りなく進められるようにすることが目の前の仕事です。
今、主に力を入れているのがデジタルマーケティングの領域です。ウェブページをつくり、広告を出稿し、反響を取りに行くという一連の流れを支援します。
デジタルマーケティングは、投資金額とそれにより反響が何件あったのかが明確に数字で分かります。僕はもともと理系タイプなので、数字がきちんととれて、施策や理屈にもちゃんとした裏付けができていると、美しいなと思います。
仮設を立て、改善のアイデアを考え、お客様に提案し、実行し、データを取る。そして狙った結果が出た瞬間は「思った通りだ！！」と、すごく気持ちいいです。
きっかけは偶然だった。長期インターンから入社を決めた理由とは？
｜なぜ、SUMUSに入社しようと思ったんですか？
SUMUSという会社を見つけたのは偶然です。たった1単位を落として大学を留年してしまい、ふと1年間の時間が空いてしまいました。
半年くらい全く違う環境に身を置いてみたいと考えていたときに見つけたのがSUMUSの長期インターンでした。
当時は鹿児島の大学に通っていました。インターンは地方からリモートで参加をしている人もいるのですが、僕の場合は就職活動というよりも環境を変えることが目的だったので、東京にいる先輩の家に居候をさせていただくかたちで、東京に移り住んできました。
僕ははじめから住宅業界に興味があったわけではありません。コンサル志望ではあったものの、それも「横文字の職業ってかっこいいな」くらいの浅い動機でした。
ところが長期インターンとして1年近くSUMUSの仕事を経験するうちに、コンサルタントの仕事や、住宅業界のこと、またこの会社に入ったらどんな経験ができそうかなというイメージが具体的に描けるようになり、SUMUSという会社とここでの仕事に魅力を感じ、そのまま入社を決めました。
工学部出身で理系からコンサルタントに就職したということも、自分の中で就職活動をしている意識がないまま気づけば就職が決まったということも、実は少し珍しいキャリア形成の道筋かもしれません。
Zoomでは分からない、リアルだから感じられること
｜幅広い業務に関わっていますが、やっていて一番楽しいのはどういうことですか？
お客様先への訪問が最高に楽しいです。僕が入社する前は、新型コロナウイルスの影響が広がっている時期で、会社もリモート体制でお客様との打ち合わせも全てZoomでした。
今年に入ってからはお客様からも「久しぶりに会いましょう」というお話が挙がり、現地に同行させていただく機会も増えました。日本各地の様々な街並みを見て、その場所でしか感じられないものを感じる体験がすごく刺激的です。
出張先で最初に感じるのは「音の数が違う」ということです。東京では高周波から低周波まで、何もしなくても本当に色々な音が聞こえてきます。一方で、田園風景が広がるようなのどかな地域では耳に入るのは鳥と車と風の音くらい。それに気づく瞬間がすごく落ち着きます。
また、僕自身の気持ちの面だけでなく、お客様との会議の進行一つをとっても、リアルの場だからこそ得られることがたくさんあります。
僕の上司は、論理と感情の舵きりのバランスが絶妙なんです。決定事項を論理的に組み立てて正しいところに導くというロジカルな部分はある前提として、会議全体の雰囲気や参加者の感情を考慮した上で場を進めていきます。
人を動かすには感情に訴えるのが必要ですが、納得できるだけの論理も不可欠です。こうしたバランスの取り方は、これまでZoomで参加しているだけではよく分からなかったのですが、同じ場に集うことですごくよく見えるようになりました。
目指すは、「現場最強の男」です！
｜今後はどんなことに挑戦したいですか？
「現場最強の男」になりたいと思っています。
社内で役職を持つといったことにはあまり興味がなくて、現場で「高橋が来れば成果がでるぞ」と思われるような人材になることが理想です。
そんな人材になるためにも、できるだけ多くの領域に挑戦したいんです。僕は、今はデジタルマーケティングの領域をメインにしているため、どうしてもできる行動が決まっています。
一方で先輩や上司の支援現場に参加していて感じるのは、その視座の高さです。そもそも論に立ち返り、問題の根源からアプローチするような提案をされています。それができるのは、多領域に通じて色々な支援をしている経験があるからこそだと思います。
SUMUSはやりたいという希望が通りやすいだけでなく、すぐに現場に出してもらえ、最短でやりがいをつくれる環境だと思います。僕も1年目だからと遠慮せずに、どんどん手を挙げていきます。
キャリア形成において、1つの道を極めるスペシャリストという道ももちろんあると思いますが、僕は全部を75点くらいで広く扱えるゼネラリストを目指しています。
