山方 知才Yamagata Chisai
MEMBERWEBデザイナー
2025年4月入社
京都府
自分のまちを誇れる人を増やす仕事がしたい。
デザインの力で、憧れのまちづくりに挑戦する。
自分のまちを誇れる人を増やす仕事がしたい。 デザインの力で、憧れのまちづくりに挑戦する。
「まちをつくる人って、かっこいい!」-そんな憧れから、まちづくりに関わりたいという夢を抱いてSUMUSに入社した山方知才さん。美大で幅広いデザインを学び、今は“仕事としてのデザイン”に真剣に向き合っています。力強く仕事をこなす先輩たちに刺激を受けながら、いま感じていること、目指していることを伺いました。
山方さんは、まちづくりに携わりたくて入社されたんですよね。
子どもの頃から、街が少しずつ変わっていく様子を眺めるのが好きでした。身近なところでは、近所のマンションが塗り直されて綺麗になっていく様子だったり、遠いところでは渋谷の再開発のニュースを観たり。まちをつくる仕事をしている人たちは「かっこいいな」と憧れていました。
本格的に「自分もやってみたい」と思ったのは、高校生のころでした。都市開発の会社の方々と一緒に「高架下の再開発をする」というワークショップがありました。そこで実際に企画を立て、プレゼンをするという経験を通して、それまで“憧れ”だったまちづくりの仕事が、“目指したい仕事”へと変わった瞬間でした。
具体的にどのような仕事がしたいと思っていたんですか?
「自分がまちづくりに関わるとしたら、どんな形があるだろう?」-。そう考えたときに浮かんだのが、美術やデザインの力でした。そこで大学は美術大学へ進学し、幅広い視点からアプローチできる「統合デザイン学科」を選びました。そこでは、プロダクトデザインからグラフィックデザイン、Web、さらに認知科学など、あらゆる切り口からデザインを学びました。
そんな中で出会ったのがSUMUSでした。大都市の再開発とは異なり、地方の小さなまちに深く入り込んで支援していくというスタイルに強く惹かれました。私自身、祖父母や曾祖母が住む地域の過疎化を肌で感じてきたこともあり、「地方で生きる人たちの暮らしに関わる仕事がしたい」と、SUMUSのビジョンに強く共感しました。
田舎で暮らしていると、「うちのまちには何もない」と感じてしまうことがあります。でも、だからこそ「実はこんなに魅力的なんだ」と胸を張れる空間や価値をつくりたい。自分のまちを好きになれる人を、一人でも増やせるような仕事をしていきたいと思っています。
学生時代に学んだデザインの知識やスキルは今の仕事に生きていますか?
現在は、Webサイトの制作や広告バナーの作成といったデザイン業務に携わっています。学生時代にもグラフィックデザインを学んでいましたが、実際に仕事として取り組むのと、大学で学ぶものとは、まったく別物だなと感じています。
大学では「つくって終わり」でした。美しさや完成度の高さで評価される世界で、「これ、かっこいいでしょ」という自己満足で良かったんです。でも、今はその先があります。
どれだけ見た目が良くても、成果(たとえば広告の反響や集客効果など)につながらなければ意味がありません。それが“仕事としてのデザイン”なんだなということを実感しています。
まだ学ぶことばかりですが、毎日の業務の中で、自分のアウトプットの質が少しずつ上がっている実感があります。「仕事を通じて成長している」と自信を持って言えるのが今のやりがいです。
SUMUSで働くなかで、どんなことを感じていますか?
制作事業部には現在8名のメンバーが所属していますが、先輩たちの働く姿を見ていると、直に「かっけえな」と思います。いくつもの案件を同時に抱えて忙しいはずなのに、すべての仕事を100点以上のクオリティで仕上げていくんです。今の目標は、早くその先輩たちと同じ景色が見えるようになること。同じ視点で仕事ができるようになることです。
さらにすごいのは、そんな先輩たちがとても親身であたたかいこと。分からないことがあれば丁寧に教えてくれるし、「やってみたい」と言えば、「いいね、やってみよう!」と背中を押してくれます。先日も、「まちづくりの視察ツアーに興味があります」と伝えたら、すぐに運営メンバーとして同行させてもらえることになりました。
「やりたい」という気持ちが本当に実現するという実感を持てているからこそ、モチベーションを高く保ちながら前に進むことができています。
少しでも「やってみたい」と思うものがあって、それがSUMUSと重なる部分があるなら、この会社はきっと、その人にとって「ここしかない」と思える環境だと思います。