小林 大輔 小林 大輔

株式会社SUMUS代表取締役

小林大輔DAISUKE KOBAYASHI

MESSAGE

出身地/千葉県出身大学/法政大学

未だ見ぬ風景から広がった視野

「設計しよう、未だ見ぬ風景を。」
これは、2020年から私たちがMISSIONとして掲げている言葉です。

実は私自身、このMISSIONが言語化されるまで、自分が過去やってきたこと、現在やっていること、未来にやりたいこと……が上手くつながらず、悶々と悩む日々がありました。会社の基盤となっていたIT支援やアウトソーシング、助成金サポートなどの仕事と、個人の研究開発的な視点で取り組んでいた「まちづくり」「田舎の再生」がロジカルに結びつけらておらず、会社としてどう進むかに迷っていた時期がありました。

しかし、このMISSIONを生み出す中で、過去から現在までに取り組んできた事業はすべて、工務店業界に、もっと言えば世の中になかったものをつくり、「未だ見ぬ風景」をつくるためにやっていたことだったと気づくことができました。そして、「つくりたいけど、未だ世の中にはなかった風景」である、「まちづくり」「田舎の再生」に対して自然体で向き合えるようになりました。

自らの未だ見ぬ風景見つけられるクリエイティブクラスを目指せ

「まちづくり」「田舎の再生」は、あくまでも私がSUMUSという会社と共に見出し、つかもうとしている風景のひとつ。だから、SUMUSのスタッフ一人ひとり、それぞれの「未だ見ぬ風景」を見つけてほしい。そして、その先で、「未だ見ぬ風景」を設計する人や企業がどんどん増えていったらいい。そう考えています。

しかし、そのためには、未だ存在しないものに向かっていく強靱な世界観が必要です。経営コンサルタントという職種で例えるなら、既存の知見や方法論に頼るのではなく、新しい手段を自ら研究・開発していくような姿勢……と言えばわかりやすいでしょうか。

それは、システムにとらわれない生き方・働き方を体現すること。もっと言えば、これまでの価値観で語られてきた、ブルーカラー=肉体労働者、ホワイトカラー=知的労働者に対して、新たに生まれてきた「クリエイティブクラス」を目指すことに他なりません。

勉強家で終わるな。研究者になろう

「クリエイティブクラス」という耳慣れない言葉に触れて、「別に自分はデザイナーやアーティストを目指しているのではない」と思う人もいるかも知れませんが、創造性を持って、新しいもの、世の中に未だ存在していないものを生み出すすべての職能者が、この「クリエイティブクラス」に内包されます。

では、どうしたら創造性溢れる「クリエイティブクラス」になることができるのでしょうか。その問いの答えはさまざまありますが、「勉強だけではなく研究をしてほしい」という話がわかりやすいかと考えています。

「勉強」とは、書物やインターネット、セミナーなど、すでにある知見を吸収する行為。これに対して「研究」とは、まだ誰も見つけていない課題を探し、解決していく……つまり、「発見」を目指す活動です。

別に「勉強するな!」と言っているわけではありません。どんな分野でも基礎的な知識を身に付けることは重要です。一方で、より広い視野を持って、自分だけが見える未来を見つけ出すために必要なこと。それが研究です。それはまだ、本にもなっておらず、検索しても出てこないようなもの。みなさんは今、そんな「得体の知れないなにか」について考えたり、ワクワクしたりする時間を持てているでしょうか?

もっとたくさんの人たちと未だ見ぬ風景の話がしたい

そんなもの「簡単に見つからないよなあ」なんて思う人もいるかもしれません。しかし、これだけ情報が氾濫している今だからこそ、希少性のあるニッチなニーズや課題を見つけ出せる情報編集能力と、自分の価値観や世界観を信じられる強靱で柔軟なマインドが求められている……とも言えるのではないでしょうか。

私はSUMUSの経営者として、そして、ひとりの人間として、もっともっと、たくさんの人たちと「未だ見ぬ風景」の話がしたいと思っています。きっと、そこから、胸躍る未来が、次々と生まれてくる。そう確信しています。

株式会社SUMUS 代表取締役

小林 大輔

小林 大輔

PROFILE

千葉県出身。祖父は材木業、父は大工、叔父は石材業。幼少期の大半を工事現場で過ごし、いつか住宅産業で事業をしようと心に決める。現在は2社の代表と、複数の会社の社外取締役を務め、全国で人気の街をプロデュース中。
『伸びる会社はここが違う 住宅会社の新成長戦略』を2012年6月に執筆。『まちづくり戦略3.0 カネなし、人脈なし、知名度なしでも成功する「弱者の戦い方」 を2021年11月17日に執筆。

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